ランボルギーニの未来を示す3つのトピックを発表。さらに第4のモデルはブランド初のフルEVに決定!

公開日 : 2021/05/19 06:30 最終更新日 : 2021/05/19 06:30

ランボルギーニ シアンの正面ビュー

すべてのランボルギーニをHV化

 

アウトモビリ・ランボルギーニは2021年5月18日、これからのロードマップを示すプレゼンテーション「Vision for the future of Automobili Lamborghini(アウトモビリ ランボルギーニの未来像)」をオンラインで開催。2024年までに全モデルをハイブリッド化するとともに、2025年以降にフルEVの“第4のランボルギーニ”を投入することを約束した。

 

2020年12月1日付けで同社のCEOとして復帰したステファン・ヴィンケルマンが登壇。「Direzione Cor Tauri(コル・タウリを目指して)」と銘打った将来ビジョンについて明らかにした。ちなみに、コル・タウリはラテン語で雄牛の心臓を意味する言葉で、おうし座で最も明るい恒星を中世ヨーロッパではこう呼んでいたという。

 

アウトモビリ・ランボルギーニの将来計画発表会

アウトモビリ・ランボルギーニは2021年5月18日に将来計画のオンライン発表会を実施。ステファン・ヴィンケルマンCEOが登場し、電動化計画などについて説明した。

 

2021年内にV12搭載の新型車2台をリリース

 

“コル・タウリ計画”の3つの柱は、「内燃機関(V12エンジン)搭載のニューモデル追加」、「ハイブリッドへの移行」、そして「初のBEV投入」。

 

ランボルギーニはこの15年間で販売台数を7倍に拡大。SUV「ウルス」が快進撃を続けているのに加え、初のハイブリッドスーパースポーツ「シアン」も限定生産するなど、新しいモデルを積極的に導入してきた。

 

シアンはランボルギーニを象徴するV12エンジンにスーパーキャパシタを組み合わせた先進HVだが、ヴィンケルマンCEOは「2021年中に、V12を搭載した2台のニューモデルを発表します」と宣言。そのうちの1台はシアンと同じV12ベースのハイブリッド仕様になると見られる。

 

ランボルギーニ「シアン ロードスター」のフロントビュー

ランボルギーニは2019年に初のハイブリッドスーパースポーツ「シアン」を限定でリリースした(写真は2020年に発売したシアン ロードスター)。2021年内に、シアンと同じV12ベースのHVモデルを導入するという。

 

2025年以降に初のピュアEVを投入

 

また、2023年に初の量産HVモデルをローンチするとともに、2024年末までにすべてのプロダクトを電動化することも明らかに。これにより、2025年までに全プロダクトのCO2排出量を半分に減らす計画だ。なお、カーボンファイバー材などを多用する軽量化技術を駆使し、電動化モデルであってもランボルギーニに相応しい重量バランスを実現するという。このハイブリッド化計画にあたり、同社は今後4年間で15億ユーロ(約1996億円)超という前例のないスケールでの投資を行なう。

 

アウトモビリ ランボルギーニの戦略ビジョン発表会

「第4のランボルギーニ」となる初めてのBEVは、2025年以降の投入が予定されている。

 

さらに、2025年以降には初のピュアEVモデルを投入する。これはウルス、ウラカン、アヴェンタドールというラインナップに加わる“第4のランボルギーニ”であり、「セグメントのトップに君臨するプロダクト」を目指して開発が進められるという。

 

ヴィンケルマンCEOはプレゼンテーション内で、「スーパースポーツブランドであってもサステナビリティ(持続可能性)を重視」しなくてはならないと語り、これからランボルギーニは「第2のステージへ向かう」と明言した。