メルセデスAMGとIWCがコラボした「パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”」誕生 【動画】
公開日 : 2021/05/27 11:55 最終更新日 : 2021/05/27 11:55
IWC Pilot’s Watch Chronograph Edition “AMG”
IWC パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”
2004年から続くIWCとAMGのパートナーシップ
スイスの高級時計ブランド「IWC シャフハウゼン(IWC Schaffhausen)」とメルセデスAMGは、最新のコラボレーションとなる「パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”」を発表した。5月21日からIWC公式ウェブサイトにおいて予約をスタートし、IWCブティックと正規販売店においても販売が決まっている。
2004年、IWCとメルセデスAMGはパートナーシップ契約を締結。今回、ベースとなったパイロット ウォッチ クロノグラフは、IWC初となるチタン製クロノグラフとなる。さらにIWC自社製キャリバー「69385」を搭載し、カーボンファイバー製文字盤が採用された。
メルセデスAMGのフィリップ・シーマーCEOは、今回のコラボレーションウォッチについて次のようにコメントした。
「メルセデスAMGとIWCのパートナーシップは、これまで成功を収めた長期的なコラボレーションに必要な要素をすべて備えています。これほど多くの共通点や価値観を持つ企業や人々に出会えることは非常にレアケースです。最高水準のクラフトマンシップへのこだわりと、感動的な製品体験の追求こそが、2004年以来、私たちを結びつけてきたのです。この『パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”』は、私たちの強力なパートナーシップを、あらためて明確にしてくれたと考えています」
モナコGPのレースウイークにオンラインで発表
パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”は、IWCのクリストフ・グレインジャー・ハーCEO、メルセデスAMGのフィリップ・シーマーCEO、ブランドアンバサダーを務めるレーシングドライバーのマロ・エンゲルが参加したウェブトークセッションにおいて発表された。
IWCのクリストフ・グレインジャー・ハーCEOは、新型コラボウォッチの発表後に次のようにコメントしている。
「IWC シャフハウゼンとメルセデスAMGは、パフォーマンスとデザインへの情熱に加えて、細部に至るまでこだわり抜いた高い技術を共有しています。17年間に及ぶパートナーシップを通じてモータースポーツの世界で様々な瞬間を共に過ごし、カスタマーに数々の素晴らしい思い出を提供してきました。今回の『パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”』を皮切りに、さらに様々なコラボレーションモデルを紹介できることを誇りに思います」
ケースバックに「Mercedes-AMG」のロゴ
パイロット ウォッチ クロノグラフ エディション “AMG”は、IWC初の自社製キャリバー「69385」を搭載したパイロット ウォッチ クロノグラフをベースに開発。また、このシリーズは極めて軽量かつ傷つきにくいチタン製ケースを備えたIWC初のパイロット ウォッチ クロノグラフでもある。
グレード5のチタン仕上げにより、マットグレーの美しいエクステリアを実現。これはメルセデスAMGのシグネチャーカラーであるセレナイトグレーにインスパイアされたもの。また、文字盤にはメルセデスAMG製レーシングカーのエアロパーツからヒントを得た、カーボンファイバー製パーツが精密に織り込まれている。
クロノグラフを構成するパーツは、高剛性と軽量化を実現するための複雑なプロセスを経て製造。カーボンファイバーを積極的に採用しており、美しい繊維構造をアピールする“カーボン・ルック”を表現した。モータースポーツで使用される計器類を思わせるブラックカーボン製ダイヤルは、シルバーのクロノグラフ・イン・ダイヤルと完璧なコントラストを実現している。
サファイアクリスタル製ケースバックには「Mercedes-AMG」のロゴが大胆にあしらわれた。さらに、コントラストステッチとフォールディング・クラスプが入れられ、エンボス加工されたブラック・カーフレザー・ストラップが組み合わせられている。
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