新型ポルシェ カイエン、ニュルブルクリンク北コースで市販SUV最速ラップを達成! 【動画】

公開日 : 2021/06/20 11:55 最終更新日 : 2021/06/20 11:55

新型「ポルシェ カイエン」、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで市販SUV最高ラップを記録

Porsche Cayenne Turbo Coupe

ポルシェ カイエン ターボ クーペ

 

 

開発ドライバーのラース・カーンがアタックを担当

 

ポルシェ カイエンの改良新型が、発売に先立ってそのダイナミックなポテンシャルを証明した。テストドライバーを務めるラース・カーンがカモフラージュも施されていない量産仕様をドライブし、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで、7分38秒925のタイムを叩き出している。

 

このタイムは、ニュルブルクリンクGmbHにより、「市販SUV/オフロードビークル/バン/ピックアップ」のカテゴリーで新記録に公式認定された。開発に携わってきたカーンは、今回のタイムアタックについて次のように振り返った。

 

「新型カイエンでノルトシュライフェを数メートル走っただけで、自分が本当に広々としたSUVをドライブしているのか、思わず振り返って確認したくなってしまいます。ステアリング精度が高く、特にリヤアクスルが安定しているので、コース幅の狭いハッツェンバッハ・セクション(Hatzenbach section)でも自信を持って走れました」

 

新型「ポルシェ カイエン」、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで市販SUV最高ラップを記録

改良新型のカイエンの開発にあたっては、オンロード性能の向上が重視された。テストドライバーのラース・カーンはニュルブルクリンクで、その進化を実感したという。

 

舗装路での走行性能が大幅進化を果たした新型カイエン

 

カーンは、全長20.832kmのアタックを行いながら、あらためて新型カイエンの完成度の高さに感銘を受けたという。

 

「ホーエアハト(Hohe Acht)と、アイスクルフェ(Eiskurve)間の高速カーブでは、ふらつきやアンダーステア傾向もなく、凄まじいスピードでクリアできました。このようなテクニカルなコーナーでも、カイエンはコントロールしやすい本物のドライバーズカーです」

 

「プランツガルテン(Pflanzgarten) IとIIでは、通常、タイヤが地面から離れるものですが、新型カイエンはこれらのセクションでもスムーズにクリアしてくれました。ホイールトラベルが大きく、ボディがしっかりとコントロールされています。ドライブトレインの素晴らしさが強い印象として残るでしょう。どんな状況でもパワーを発揮し、完璧なギヤチェンジが可能です」

 

カイエンのプロダクトライン担当副社長を務めるシュテファン・ヴェックバッハは、新型カイエンについて次のようにコメントした。

 

「新型カイエンはどこでも最高のパフォーマンスを発揮してくれるモデルです。開発にあたってはオンロード性能の向上を重視しました。今回のアタックはカイエン ターボ クーペをベースにした車両を使用しました。縦方向と横方向のダイナミクスを最大限に発揮できるよう、よりシステマティックに設計されています」

 

「ノルトシュライフェでの記録的なタイムは、私たちの新たなパフォーマンスSUVのダイナミックな能力を裏付けるものです。さらに、カイエンらしいオールラウンダーとして、高度なドライビングコンフォートと日常的なユーティリティも実現しています」

 

新型「ポルシェ カイエン」、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで市販SUV最高ラップを記録

ニュルブルクリンクの市販SUV記録を更新したカイエン ターボ クーペには、市販仕様に安全のためのレーシングシートとロールケージのみが装着された。

 

記録達成車は市販使用にレーシングシートとロールケージを装備

 

カーンがノルトシュライフェで「7分38秒925」を記録したのは、2021年6月14日11時31分。夏のような外気温23度・路面温度46度というコンディション下での走行となった。

 

アタックラップ用にニュルブルクリンクに持ち込まれたカイエンには、ドライバーを保護するために、レーシングシートとロールケージを装備。使用されたパフォーマンスタイヤは、新型カイエンのために専用開発された22インチ「Pirelli P Zero Corsa」で、生産モデルにも標準で装着される。

 

ニュルブルクリンクGmbHの記録立会人によって、新型カイエンの量産状況も確認。新型カイエンは、間もなくのワールドプレミアを予定している。