アルファロメオ、39回目を迎える「ミッレミリア 2021」に4台のヒストリックカーと公式ペースメーカーを投入

公開日 : 2021/06/22 14:55 最終更新日 : 2021/06/22 14:55

アルファロメオ、39回目を迎える「ミッレミリア 2021」に4台のヒストリックカーと公式ペースメーカーを投入

Alfa Romeo Giulia GTA

アルファロメオ ジュリア GTA

 

 

イベントフィニッシュ後に111周年を迎えるアルファロメオ

 

39回目の開催を迎えた「ミッレミリア 2021(1000 Miglia 2021)」が、6月16日~19日にかけてイタリアのブレシアからローマのルートで開催された。かのエンツォ・フェラーリが「世界で最も美しいレース」と称したことでも有名なミッレ・ミリアに、アルファロメオはグローバル・オートモーティブ・パートナーとして参加している。

 

約400台のヒストリックカーが参加した今年のイベントにおいて、121台がアルファロメオ、フィアット、ランチアで占められている。今回、アルファロメオ・コレクションからは、貴重な「6C 1500 スーパースポーツ(1928年)」「1900 スポーツスパイダー(1954年)」「2000 スポルティーバ(1954年)」「1900 スーパースプリント(1956年)の4台が投入された。

 

その中の1台である1900 スーパースプリントは、ステランティス・グループのジョン・エルカン会長が自らステアリングを握った。この4台の美しいヒストリックカーは、アルファロメオ、フィアット、ランチア、アバルト、各ブランドのヒストリック部門である「ヘリテージ・コレクション」に属している。

 

ミッレミリア 2021のフィニッシュ後、6月24日にアルファロメオが111周年を迎えることを受けて(1910年6月24日に創業)、ミュージアムが所有する貴重なコレクションを参戦させただけでなく、公式車両として現行モデルも提供。SUVの「ステルヴィオ クアドリフォリオ」と「ジュリア GTA」が、イベントの公式ペースメーカーとして使用された。

 

アルファロメオ、39回目を迎える「ミッレ・ミリア 2021」に4台のヒストリックカーと公式ペースメーカーを投入

今回、4台の貴重なミュージアムコレクションを投入したアルファロメオ。そのうちの1台、1900 スーパースプリントはスティランティスのジョン・エルカン会長がステアリングを握った。

 

ステランティスのジョン・エルカン会長自らドライブ

 

特に注目を集めたのが、ファリーナ製ボディワークが施された1928年型「アルファロメオ 6C 1500 スーパースポーツ」。1487cc直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力76hpを発揮。最高速度は87mphにも達する。同じモデルが、ジュゼッペ・カンパリとジュリオ・ランポーニのドライブで、1928年のミッレミリアで優勝を果たすというヒストリーを持っている。

 

1928年から1929年にかけて31台が製造されており、今回のイベントでは「37」のカーナンバーが与えられ、これまで幾度となくビッグレースで活躍してきたジョバンニ・モチェリと、ダニエレ・ボネッティがドライブした。

 

エルカン会長がドライブするのは、カーナンバー「300」の1956年製「1900 スーパースプリント」。トゥーリング製ボディワークを持つエレガントなクーペは、レースにも勝てるファミリーカーというコンセプトでデビューした。1900 サルーンのショートバージョンのシャシーをベースに、2.0リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は115hpを発揮。こちらは1954年から1955年にかけて約300台が製造されている。

 

カーナンバー「1000」が与えられた1954年製「1900 スーパースプリント」は、2台のみが製造された希少なレーシングスパイダー。「301」を掲げる1954年製「2000 スポルティーバ」も、世界に2台のみが現存する貴重な車両となる。