ポルシェ、パイクスピークで躍動! ワークスの911 GT2 RS クラブスポーツはクラス優勝と総合2位を獲得 【動画】

公開日 : 2021/07/01 11:55 最終更新日 : 2021/07/01 11:55

ポルシェ 911 GT2 RS クラブスポーツを駆ったロマン・デュマ、パイクスピークで総合2位を獲得!

Porsche 911 GT2 RS Clubsport

ポルシェ 911 GT2 RS クラブスポーツ

 

 

911やケイマンで多くのプライベーターが参戦

 

アメリカ合衆国・コロラド州で7月27日に開催された「第99回 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に、ポルシェのワークスドライバーでありパイクスピークのレコードホルダーでもあるロマン・デュマがポルシェ 911 GT2 RS クラブスポーツで参戦。タイムアタック1クラスの優勝に加えて、総合でも2位に入った。

 

ポルシェ勢は718 ケイマン GT4のワンメイククラスに加え、多くのプライベーターが911で参戦している。ポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカのパイクスピーク担当イベントマネージャー、エリック・スキルマンツは次のようにイベントを振り返った。

 

「今年のパイクスピークは、イレギュラーな事態への対応が鍵になりました。ロマン・デュマ、ラファエル・アスティエ、タナー・ファウストの3人がクラス優勝を獲得するなど、素晴らしい仕事をしてくれました。2022年の第100回大会でも、ポルシェ・パイクスピーク・トロフィー by ヨコハマ、そして多くのプライベーターたちの参加を楽しみにしています」

 

ポルシェ 911 GT2 RS クラブスポーツを駆ったロマン・デュマ、パイクスピークで総合2位を獲得!

山頂部の降雪と凍結により、フィニッシュ地点が変更された今年のパイクスピーク。ターボエンジン搭載車の利を活かしたデュマが、タイムアタック1クラスの優勝に加えて、総合2位も手にしている。

 

イレギュラーな事態に対応したデュマが好タイムを記録

 

決勝日は気温が氷点下に近づき、山頂付近は降雪に見舞われた上、霧までもが立ち込める難コンディションに見舞われた。そのため主催者はフィニッシュを中間セクター終点である、標高約3856メートルのデビルズ・プレイグラウンドに変更。この結果、フィニッシュ地点の標高が約457メートルも低くなり、ターボチャージャーを搭載しているモデルが強みを発揮することになった。

 

このイレギュラーな展開のなか、デュマは6分31秒914という驚異的なタイムを記録。タイムアタック1クラスの優勝だけでなく、総合でもプロトタイプのマシンに割って入る2位を獲得した。同じく911 GT2 RS クラブスポーツをドライブしたデイビッド・ダナヒューは、終盤スタートのためコンディションが悪化するなかで素晴らしいペースを披露、クラス3位を手にしている。

 

パイクスピークでクラス優勝を果たした、タナー・ファウスト。

5台がエントリーした718 ケイマンのワンメイク「ポルシェ・パイクスピーク・トロフィー by ヨコハマ」は、ラリークロスドライバーのタナー・ファウストが制している。

 

718 ケイマンのワンメイクはファウストが勝利

 

ラファエル・アスティエは、911 GT3 カップカーで6分36秒867という素晴らしいタイムを記録し、オープンクラスで優勝。アスティエのマシンはカップカーをベースにターボチャージャーを搭載し、総合5位に入った。

 

718 ケイマン GT4のワンメイクカテゴリー「ポルシェ・パイクスピーク・トロフィー by ヨコハマ」は、地元の有力ドライバー、ジョージ・ヘスがプラクティスでリタイアというアクシデントがあり、4台のみの出走となった。

 

このクラスを制したのは『トップ・ギア USA』の司会者であり、ラリークロスでも活躍するタナー・ファウスト。パイクス初参戦ながらも、7分28秒269のレコードタイムを記録した。2位にはポルシェ・コレクターのボブ・イングラムの息子であるカム・イングラム、3位には2020年のパイクスでルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたキャサリン・ミード、4位にはアリゾナ在住のアマチュアドライバー、チャス・ウィルケンが続いている。