オンラインで視聴可能! ポルシェ・ミュージアム「ボクスター25周年企画展」のすゝめ

公開日 : 2021/07/05 11:55 最終更新日 : 2021/07/05 11:55

ポルシェ・ミュージアム「ボクスター25周年企画展」9月12日までの延長が決定

ボクスターの25年を振り返る豪華な企画展

 

1996年に生産をスタートしたポルシェ ボクスターは、現在に至るまでポルシェにとって最高の世界的なサクセスストーリーのひとつと言えるだろう。

 

現在、ポルシェ・ミュージアムでは、ボクスターのデビュー25周年を記念した特別企画展「25 Years of the Boxster(ボクスターの25年)」を開催中。ミュージアムは企画展を2021年9月12日まで延長し、引き続きドイツ語と英語で行われているバーチャルガイドツアーも実施すると発表した。

 

ポルシェ・ミュージアム「ボクスター25周年企画展」9月12日までの延長が決定

1990年代、販売台数減少傾向にあったポルシェは、タイプ996と共通のコンポーネントを持つボクスターを投入したことで、復活を果たすことになる。

 

ポルシェの経営危機を救ったボクスター

 

今から四半世紀前、数字ではなくモデル名を冠した初のポルシェが発売された。エンジンの「ボクサー(Boxer)」と「ロードスター(Roadster)」を組み合わせたネーミングが与えられた「ボクスター(Boxster)」がデビューしたのである。

 

ポルシェがボクスターのコンセプトモデルをデトロイト・モーターショーに出展したのは、1990年代初頭、ポルシェの販売台数が減少傾向を見せていたことが理由だった。この時、デザイナーのグラント・ラーソンは、「550 スパイダー」や「718 RS 60」などからコンセプトスタディのインスピレーションを得たという。

 

開発中だったタイプ996・911と共通のコンポーネントを使用しつつ、新たなオープントップのモデルラインを展開することが目標に掲げられた。このオープントップ2シーターはタイプ996と並行して開発され、試行錯誤を重ねた末に6気筒ボクサーエンジンをミッドシップに搭載。このキャリーオーバーコンセプトにより、ポルシェは収益性の高い生産体制に戻ることが可能になった。

 

ポルシェ・ミュージアム「ボクスター25周年企画展」9月12日までの延長が決定

今回の企画展では、ポルシェの歴史において、ボクスターにつながるミッドシップコンセプトを持つ車種が、数多く展示されている。

 

ボクスターに関連する貴重な車種を展示

 

特別企画展「25 Years of the Boxster」では、ボクスターに関連したモデルも幅広く展示。1948年にポルシェの名前で初めて製造された「356 No.1 ロードスター」、ポルシェが50年代に初めてモータースポーツ用に製作した「550 スパイダー」、75年製「914/4」、96年製「ボクスター S」のカットモデルなどがターンテーブル上にディスプレイされている。

 

ポルシェ史上最軽量の384kgを実現したレーシングカー、68年製「909 ベルクスパイダー」に加えて、そのオマージュとして50年後にボクスターをベースにワンオフモデルとして製作された「ボクスター ベルクスパイダー」も公開されている。

 

また、ポルシェはボクスター25周年を記念して、1250台限定の特別限定モデル「ボクスター 25 イヤーズ」を発表した。今回の企画展では93年1月に発表された「ボクスター コンセプト」も見どころのひとつだが、このコンセプトスタディに敬意を表し「ボクスター 25 イヤーズ」にはアクセントカラーとして当時を思わせる新色の「ネオジム (Neodyme)」が採用されている。

 

ポルシェ・ミュージアム「ボクスター25周年企画展」9月12日までの延長が決定

ポルシェ・ミュージアムでは、オンラインで参加できるインタラクティブなバーチャルガイドツアーも実施している。

 

日本からもオンラインツアーに参加可能

 

日本からもオンラインで視聴可能なバーチャルガイドツアーは、下記のポルシェ・ミュージアム公式ウェブサイト内の特設サイトから参加できる。

 

特別企画展「25 Years of the Boxster」では、ボクスターの歴代モデル、プロトタイプ、派生車種、関連車種などがそれぞれ2~3分の動画で紹介される。参加者はいくつかのポイントで、2台から次に見たいクルマを選ぶこともできる。

 

 

【関連リンク】
・ポルシェ・ミュージアム デジタルツアー特設ページ
https://www.porsche4kids.com/en/digital/