ポルシェとヒップホップの共通点とは? ポッドキャスト「9:11 Porsche Podcast」の最新エピソードが紐解く
公開日 : 2021/07/08 11:55 最終更新日 : 2021/07/08 11:55
ドイツの人気ラッパー、クール・サバスが出演
ポルシェが展開するポッドキャストチャンネル「9:11 Porsche Podcast」が更新され、最新回に音楽ジャーナリストのニコ・バックスピン(Niko Backspin)と、ヒップホップアーティストのクール・サバス(Kool Savas)が出演。新たなムーブメント『Back 2 Tape』についてや、若者のヒップホップカルチャーが社会に与える影響について語り合った。
2018年4月に『Back 2 Tape』が発表されて以来、国境を越えて、開かれた文化的空間を共有するムーブメントが形成されてきた。音楽ジャーナリストのニコ・バックスピンは、このプロジェクトでヨーロッパ中を旅しながら、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティのルーツを探っている。
その過程で、2本のドキュメンタリーフィルムとヨーロッパのヒップホップに関するトラベル&カルチャーガイドを制作。カルチャーをベースにした価値観を共有することで、言語や宗教、人種などの壁を越えられることが示された。ドイツ・ラップ界のレジェンドであるクール・サバスは、改めて「ヒップホップには寛容さが不可欠」だと指摘する。
国境を超えたムーブメント『Back 2 Tape』
今回公開されたポッドキャストの最新エピソードでは、ポルシェのコミュニケーション/サステナビリティ/ポリティクス担当副社長のセバスチャン・ルドルフが、ゲストのふたりと共にヒップホップとポルシェに共通する価値観、パイオニア精神、クオリティ、リスペクトについて語り合った。
トルコ系ドイツ人のカリスマ的存在であるサバスは、音楽業界においてあらゆる成功を手にしてきた。キング・オブ・ラップと称され、ベルリンで撮影された『Back 2 Tape』にも出演し多くの音楽アワードを受賞している。彼はまた、ポルシェの熱狂的なファンであることも知られている。
「私はよく、自分の音楽活動をポルシェの品質に喩えることがあります。ポルシェが持つ強力なイメージが大好きで、それを自分自身に投影しようとしてきました」と、サバスは語る。
ポルシェとヒップホップの共通点とは?
ニコ・バックスピンもまた、ポルシェとヒップホップカルチャーに類似点を見出している。
「ポルシェが、それまで世界に存在しなかった全く新しいスポーツカーを生み出してきたように、ヒップホップもまた、アートやカルチャーの世界にまったく新しい価値観を生み出してきました」
一見、全く別の世界に見えるポルシェとヒップホップの共通点は、その分野のパイオニアということだけではない。ポッドキャストではクール・サバスが創作活動においてポルシェから得たインスピレーションや、どのように新たな音楽やカルチャーを生み出してきたか、その情熱の源泉を語っている。そして今回、ふたりはポルシェのファクトリーで、インテリアの製作過程を見学し、新たな刺激も得たようだ。
さらに番組の企画として、ポルシェのエンジンサウンドを当てるクイズも行われた。この最新エピソードは下記リンクから視聴できるほか、すべてのポッドキャスト・プラットフォームで無料配信中。ドイツ語での番組となるが、英語のトランスクリプトも公開されている。
【関連リンク】
・「9:11. ポルシェ・ポッドキャスト」チャンネル
https://newsroom.porsche.com/de/podcasts/911-porsche-podcast.html
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