たった1台のみのスペシャルEV! ハイパフォーマンス仕様の「エクスペリメンタル ポールスター 2」がグッドウッドに登場

公開日 : 2021/07/09 14:55 最終更新日 : 2021/07/09 14:55

インゲンラートCEOの肝入りで製作、「ポールスター 2」のハイパフォーマンス仕様がグッドウッドに登場

Experimental Polestar 2

エクスペリメンタル ポールスター 2

 

 

グッドウッドのために製作された1台きりのポールスター 2

 

ボルボ傘下の電動パフォーマンスブランド「ポールスター(Polestar)」は、7月8日から11日まで開催される2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、トーマス・インゲンラートCEOによるスペシャル仕様「エクスペリメンタル ポールスター 2」を公開した。

 

ポールスターのインゲンラートCEOは、この特別なポールスター 2について次のように説明する。

 

「私はデザインチームとエンジニアリングチームに、ポールスター 2を使ってグッドウッドのために何か強い主張をする仕様をオーダーしました」

 

「数ヵ月前から、私は『ビースト(Beast)』というニックネームが与えられた、試作版ポールスター 2をヨーテボリの本社でドライブしています。それがグッドウッドのためのバージョンを思いつくきっかけとなりました。私たちはパフォーマンスを鍛え、チャンスを探りたいと考えたのです」

 

インゲンラートCEOの肝入りで製作、「ポールスター 2」のハイパフォーマンス仕様がグッドウッドに登場

最大システム出力350kWを発揮する2基のモーターを搭載することに加えて、拡幅とローダウン化が行われるなど、シャシーにも大幅に変更が加えられた。

 

拡幅化されたボディに2基の高出力モーターを搭載

 

エクスペリメンタル ポールスター 2は、2基搭載された電気モーターにより最大システム出力350kW(476ps)を発揮。シャシーは全幅が20mm、さらに車高は30mmローダウン化されたことで、力強いアピアランスを手にした。

 

ポールスター 1に採用されている21インチホイールと、アケボノ製6ピストン・フロントブレーキを収めるためにホイールアーチを拡大。また、ピレリ製P ZERO ROSSOの275/30R21パフォーマンスタイヤもポールスター 1から引き継がれている。

 

インゲンラートCEOの肝入りで製作、「ポールスター 2」のハイパフォーマンス仕様がグッドウッドに登場

オーリンズ製3ウェイ・パフォーマンスダンパーや強化スプリングなど、足まわりを大幅にアップグレード。ハイパフォーマンスEVの可能性を探る実験的なモデルとなる。

 

ハイパフォーマンスEVの新たな可能性を模索

 

足まわりは、オリジナルのパフォーマンスユニットと比較してフロントで80%、リヤは40%スプリングを強化。標準のオーリンズ製調整式DFVダンパーはオーリンズ製3ウェイ・パフォーマンスダンパーにアップグレードされ、こちらも約30%のパフォーマンスアップを果たしている。さらに足まわりを強化するため、ボルボ S60 ポールスター エンジニアードのカーボンファイバー製フロントサスペンションストラットバーに加え、ポールスター 2のために製造したカスタムメイドのリヤストラットバーも追加された。

 

ポールスターのチーフシャシーエンジニア、ヨアキム・リドホルムは、パフォーマンス強化について次のようにコメントした。

 

「エクスペリメンタル ポールスター 2は、限界を超えた自由を与えられた1台と言えるでしょう。 ベースのポールスター 2は、すでに素晴らしいハンドリングとパフォーマンスを持っていますが、トーマスから『グッドウッドのために何か特別なものを作ってくれ』と頼まれたとき、私は賭けに打って出ることを決めたのです」

 

インゲンラートCEOの肝入りで製作、「ポールスター 2」のハイパフォーマンス仕様がグッドウッドに登場

前後バンパーのデザインが変更されたほか、スノーマットのボディカラーにマグネシウムマットのアクセントを加えたスペシャルカラーリングも採用されている。

 

エクステリアもグッドウッド・スペシャル仕様に

 

メカニカルアップグレードに加えて、エクステリアはフロントとリヤバンパーのデザインを変更。ボディカラーはスノーマットがチョイスされ、マグネシウムマットのレーシングストライプ、カラーコード化されたフロントグリッド、グロスブラック・ミラーも採用された。バンパーとサイドスカートにもカラーコード化されたデザインアクセントが追加されている。ホイールはグロスブラックとマットブラックのバイカラーが組み合わせられた。

 

ポールスターのヘッド・オブ・デザインを務めるマクシミリアン・ミッソーニは、デザインの変更について「さらに先へと前進することは、いつだって刺激的です。これは、ポールスターのような新興企業の利点のひとつと言えます。型にはまることがないので、このような楽しいプロジェクトを実験的に行うことができるのです」と説明した。

 

イベント期間中、ヒルクライムで走行するほか、ポールスター・スタンドに隣接するファーストグランス・パドックでも展示。今回、ポールスターのリードシャーシエンジニアであるヨアキム・ライドホルムが、ドライバーを務めることになっている。