ポルシェ、グッドウッドで新型カイエン ターボ GTを初披露! 往年のレジェンドモデルも多数参加 【動画】

公開日 : 2021/07/12 11:55 最終更新日 : 2021/07/12 11:55

「ポルシェ カイエン ターボGT」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初の一般公開

Porsche Cayenne Turbo GT

ポルシェ カイエン ターボ GT

 

 

歴代カイエンによるパレードランも開催

 

7月8日から11日まで開催された2021年の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、新型「ポルシェ カイエン ターボ GT」が一般初公開された。英国屈指のモータースポーツの祭典において、1.86kmのヒルクライムコースを舞台にカイエン ターボ GTが初めて走行を披露している。

 

2002年のデビュー以来、カイエンはスポーツSUVの世界で世界中のベンチマークとなってきた。今回、ポルシェはSUVシリーズの世界的な成功とカイエン ターボ GTの発売を記念し、8日木曜日にカイエンのプチパレードを企画。このパレードには、ポルシェ・ミュージアムのコレクションから、2008年式カイエン トランスシベリア、2008年式カイエン ターボ S、2014年式カイエン GTSが参加している。

 

また、スーパーカーランではツーリング・パッケージを装着した新型911 GT3を英国のファンに初公開。ファースト・グランス・カテゴリーではタイカン クロスツーリスモ ターボ Sも登場している。

 

「ポルシェ カイエン ターボGT」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初の一般公開

カイエン ターボ GTや911 GT3のような現行モデルに加えて、写真のポルシェ917 KHなど、数多くのレジェンドがグッドウッドに集結した。

 

1971 Porsche 917 KH

1971 ポルシェ 917 KH

 

レースのレジェンドもグッドウッドに集結

 

シュトゥットガルトのポルシェ・ミュージアムは、長年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードへのサポートを続けており、2021年のテーマに合わせて、今回も貴重なコレクションから数多くのモータースポーツのレジェンドマシンが参加した。

 

1971年製「ポルシェ 917 KH」は、1971年のル・マン24時間レースで優勝したカーナンバー「22」が登場。917 KHのドライバーを務めたジィズ・ヴァン・レネップとヘルムート・マルコは、ル・マン優勝に加えて、マグネシウム製スペースフレームシャシーを使用してレースに出場した初のポルシェという称号も手にしている。

 

「ポルシェ カイエン ターボGT」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初の一般公開

今回のメインゲストであるロジェー・ペンスキーにちなみ、1973年シーズンのCanAmシリーズを制覇したポルシェ 917/30 スパイダーが登場。

 

1973 Porsche 917/30 Spyder

1973 ポルシェ 917/30 スパイダー

 

1973年のCanAmシリーズを制覇した917/30

 

ポルシェは「917/30 スパイダー」を、1973年シーズンのCanAmシリーズに投入。5.4リッター水平対抗12気筒ツインターボエンジンは最高出力1100psを発揮し、5.4秒で193.1km/h、11秒後には300km/hに到達した。

 

このマシンで、ペンスキー・レーシング・チームに所属するアメリカ人ドライバーのマーク・ドノヒューが6勝を挙げ、ポルシェは1973年のチャンピオンを獲得。また、チームを率いたロジャー・ペンスキーが、メインゲストとして今年のイベントに登場している。

 

「ポルシェ カイエン ターボGT」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初の一般公開

935シリーズの最終進化系とも言える「935/78」は、その独特のロングノーズ&ロングテール形状から、白鯨を意味する「モビーディック」と呼ばれる。

 

1978 Porsche 935/78

1978 ポルシェ 935/78

 

今も多くのファンを持つ「モビーディック」

 

「ポルシェ 935/78」、通称モビーディック(Moby Dick)は、 ポルシェ初の水冷式シリンダーヘッドを搭載したレーシングカー。911をベースとするレース仕様の935の最高出力は、実に845psを誇る。実戦に登場したのは、1978年のシルバーストンとル・マン24時間の2回のみだが、その独特の空力デザインは、今でも多くのファンを持つ。

 

「ポルシェ カイエン ターボGT」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初の一般公開

1988年にインディ500を含むCARTシリーズ参戦を目指して開発されたのが「ポルシェ 2708 カート」。この参戦プログラムは大成功を収めることなく、2シーズンで終了している。

 

1989 Porsche 2708 CART

1989 ポルシェ 2708 カート

 

アメリカで戦った貴重なポルシェ製シングルシーター

 

1989年にアメリカのCART(現在のインディカー)シリーズに投入された「ポルシェ タイプ 2708」は、1962年の「804 F1」以来となるポルシェ製シングルシーターだ。

 

タイプ 2708は、インディアナポリス500を含むアメリカのCART選手権用に開発。最高出力750psを発揮する2.65リッターV型8気筒ターボエンジンを搭載。1989年のミッドオハイオでテオ・ファビが勝利を収めたが、1990年シーズンをもってポルシェはCARTシリーズから撤退している。