【スクープ!】 2022年後半に投入予定のGクラス・フェイスリフト仕様に接近

【スクープ!】 PHEV仕様はおあずけ? ニュルブルクリンクでメルセデス・ベンツ Gクラス改良新型をキャッチ

2022年後半にも改良新型の投入を予定しているメルセデス・ベンツ Gクラス。今回、メルセデスAMG G 63の接写に成功した。
2022年後半にも改良新型の投入を予定しているメルセデス・ベンツ Gクラス。今回、メルセデスAMG G 63の接写に成功した。
2018年に投入された現行「メルセデス・ベンツ Gクラス」。デビューから4年目を迎え、内外装にリフレッシュを受けると見られている。50年近くにも及ぶモデルライフにおいて、様々な改良やフェイスリフトを受けてきたゲレンデヴァーゲン/Gクラスだが、今回撮影されたスパイショットからそのアップデートの内容が見えてきた。

Mercedes-AMG G 63

フロントとリヤのデザインを変更か

入念にカモフラージュされた状態でテストを続ける、メルセデスAMG G63プロタイプ。
今回、ニュルブルクリンク近郊で撮影されたメルセデスAMG G 63に関しては、前後に入念なカモフラージュが施されていた。改良新型では、グリルやバンパーなどのデザインが変更されると見られている。

今回、スパイショットが撮影されたのはドイツのニュルブルクリンク。入念にカモフラージュが施された「メルセデスAMG G 63」のテスト仕様が露わになった。メルセデスAMGから発売されるGクラスのトップモデルは、Gクラスの標準仕様と同様に2023年モデルとして、2022年後半にデビューする予定となっている。

プロトタイプに装着されたカモフラージュから判断すると、おそらくフロントフェイスが変更されるはずだ。グリル形状は変わらないものの、新しいメッシュパターンが採用されると予想されている。また、リヤセクションも変更を受けるかもしれない。

プロトタイプはダッシュボードも偽装で覆われていたことから、インテリアにも何らかの変更が加えられる。現時点でGクラス以外のすべての現行メルセデスに搭載されている、メルセデスが誇るインフォテインメントシステム「MBUX」が追加されることが、最も重要なトピックとなる。

PHEV化ではなく、マイルドハイブリッドを搭載

入念にカモフラージュされた状態でテストを続ける、メルセデスAMG G63プロタイプ。
メルセデスAMGは、GTシリーズやSLクラスにPHEV仕様を用意しているが、Gクラスに関してはマイルドハイブリッドの採用に留まると見られている。

現在、メルセデスAMG G 63は、最高出力577ps・最大トルク850Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載。メルセデスAMGは、4.0リッターV型8気筒にプラグインハイブリッドを組み合わせた「GT 63 S Eパフォーマンス」を投入した。しかしGクラスに関しては、プラグインハイブリッド化はまだ期待しない方が良さそうだ。

今回のフェイスリフトでは、先進的なPHEVシステムではなく、メルセデスの一部モデルで採用されているマイルドハイブリッドシステムが追加される可能性が高い。このシステムは21psの一時的なブーストを加えることができる電気モーターを備えている。また、GクラスにはフルEV仕様の投入も計画されており、こちらは2024年以降のデビューが予想されている。

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