FORD Mustang Mach-E
EVのラインアップ拡充を進めるフォード
今回、カリフォルニア州で導入される新たなガイドライン「アドバンスト・クリーンカーズII」では、2035年までにカリフォルニア州で販売されるすべての乗用車、トラック、SUVの新車がゼロエミッション車両となる。これを受けて、フォードのチーフ・サステナビリティ・オフィサーを務めるボブ・ホリクロスは、この規制案に対して以下のステートメントを発表した。
「フォードとしては、気候変動への対策を戦略的優先事項だと考えています。気候変動対策への反発が大きかった時期から、自動車のガス排出規制強化に関して、カリフォルニア州を続けてきました」
「我々は、2026年までに500億ドル以上の資金を電気自動車とバッテリー事業に投資することを確約しています。すべての人が参加可能なゼロエミッション化されたモビリティの未来を築くことを約束しているのです。今回、カリフォルニアの環境当局が発表した『アドバンスト・クリーンカーズII』規制は、クリーンな交通手段を定義し、米国の模範となる画期的な規制だといえるでしょう」
今回の規制導入により、カリフォルニアで新車販売を行う自動車メーカーに対して、EVをはじめとするゼロエミッション車両の販売比率を、2035年までに段階的に高めることを義務付けることになった。フォードはマスタング マッハ-Eをはじめ、ピックアップトラックのF150 ライトニング、商用車のトランジット EVなど、BEVのラインアップ拡充を進めている。