【IMSA】第2戦セブリング12時間ポルシェは2列目からスタート

IMSA第2戦セブリング12時間の予選はポルシェ 963がキャデラックとアキュラに続く4番手

IMSA開幕戦セブリング12時間に、ポルシェは2台の963をエントリー。6号車が予選4番手を記録した。
IMSA開幕戦セブリング12時間に、ポルシェは2台の963をエントリー。6号車が予選4番手を記録した。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦「セブリング12時間レース」の予選が3月17日に行われ、トップカテゴリーのGTPクラスは、キャデラック V-シリーズ Rがフロントローを独占。マシュー・ジャミネがアタックドライバーを担当したポルシェ 963 6号車が1分46秒100をマークし、4番手に入った。また、BMW M ハイブリッド V8は24号車が6番手タイムを記録している。

Porsche 963

ジャミネが僅差の4番手タイムで走行

先行するキャデラックを追ったジャミネは、4番手タイムをマーク。「プラクティスよりも、いい走りができた」と振り返った。
先行するキャデラックを追ったジャミネは、4番手タイムをマーク。「プラクティスよりも、いい走りができた」と振り返った。

気温20℃前後、明るい日差しが降り注ぐなか行われた、セブリング12時間レースの予選。6号車のポルシェ 963をドライブしたジャミネは、1分46秒426と、GTPクラス4番手タイムをマーク。2台のキャデラック、そしてアキュラに続く3番手タイムを記録したジャミネは、次のように予選を振り返った。

「4番手タイムが、今日の精一杯でした。フライングラップで小さなミスはありましたが、大きなロスにはなりませんでしたね。プラクティスよりも予選の方が、マシンのフィーリングは良かったですし、チームも素晴らしい仕事をしてくれました。ポルシェは、IMSAチームと併催されているWECチームが緊密に連携しています。多くの情報が共有できているのは、素晴らしいことです」

7号車のキャンベルがクラッシュ

予選で好タイムをマークしていた7号車のキャンベルだったが、タイヤバリアにヒットし、予選が中断。これにより、ベストタイムとセカンドベストが抹消され、7番手に沈むことになった。
予選で好タイムをマークしていた7号車のキャンベルだったが、タイヤバリアにヒットし、予選が中断。これにより、ベストタイムとセカンドベストが抹消され、7番手に沈むことになった。

一方、7号車のマット・キャンベルは予選6周目のターン1で、ポルシェ 963のリヤセクションをイン側のタイヤバリアに接触してクラッシュ。これにより赤旗が出され、予選が中断。アクシデントの原因を作ったキャンベルは、それまでに記録したベストラップとセカンドベストが無効となり、1分46秒851の7番手に沈んでしまった。

「予選は理想とは程遠いものになりました。ターン1で小さなミスがあって、それが大きなアクシデントにつながってしまいました。チームには本当に申し訳なく思っています。クルマはそれほどひどいダメージではないようなので、決勝までにリペアはできそうです」と、キャンベルはがっくりと肩を落とした。

セブリング12時間決勝レースは、現地時間3月18日午前10時10分(日本時間18日午後11時10分)にスタートする。

デビュー2戦目、伝統のセブリング12時間に2台体制で参戦する「BMW M ハイブリッド V8」。

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