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Alfa Romeo 33 Stradale / C43
モンツァで初公開された初代33 ストラダーレ
イタリアGPのレースウイークが始まる8月31日、33台が限定製造される新型2シータークーペ「33 ストラダーレ」が、アルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタスと周冠宇が参加し、ピットレーンで初お披露目された。この新型33 ストラダーレの発表を記念し、アルファロメオF1チームのF1マシン「C43」と、ふたりのドライバーのレーシングスーツに、アルファロメオ・チェントロスティーレがデザインした専用カラーリングが採用されている。
初代アルファロメオ 33 ストラダーレは、トリノ・モーターショーでの公式発表を数週間後に控えた1967年8月31日、モンツァ・サーキットのイタリアGPでワールドプレミアされた。これをオマージュし、今回新型33 ストラダーレの初おお披露目の場として、同じモンツァ・サーキットで開催されるイタリアGPが選ばれている。
当時、プロトタイプレーシングカー「ティーポ 33」から派生した33 ストラダーレは、レーシングカー由来のパフォーマンスに、フランコ・スカリオーネが手掛けた流麗なフォルムが、世界的な賞賛を得ている。
F1マシン「C43」にスペシャルカラーリングを採用
新型33 ストラダーレの発表イベントに合わせて、アルファロメオF1チームのF1マシン「アルファロメオ C43」に、アルファロメオのデザイン部門チェントロスティーレが手がけた、専用カラーリングが採用されることになった。
リムはゴールドにペイントされ、サイドポンツーンとリヤウイングにはイタリア国旗と「33 Stradale」の専用ロゴが配された。イタリア国旗のモチーフはフロントノーズからコクピットにかけても入れられ、アルファロメオのスポーツモデルを象徴するクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)とカーナンバーにはゴールドがチョイスされている。
ふたりのドライバーのレーシングスーツにもC43と同じ記念デザインを採用。イタリア国旗をモチーフとし、ブラックのベースにフロントにはレッド、背中にはグリーンがアシンメトリーに配置された。「33 Stradale」、ドライバーネーム、レーシングナンバーがゴールドの刺繍で加えられ、ショルダー部には「Quadrifoglio 100 Anniversario」のメッセージが入れられている。