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BMW iX2 xDrive30 M Sport
シリーズ初のフル電動モデルをラインナップ
BMWのXモデルらしいオフロード性能と都会的な存在感を併せ持つプレミアムコンパクトSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)が「X2」だ。2018年にデビューした初代X2はスタイリッシュなクーペデザインを持ち、都会や郊外などあらゆる走行シーンに適したモデルとして高い人気を集めてきた。
2代目に進化したX2は内外装を刷新し、シンプルながらも洗練された印象を纏って登場した。BMWカーブド・ディスプレイの採用や、「iDrive」コントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースの大幅なデジタル化を実施。さらにX2としては初めて、ラインナップにフル電動モデルの「 iX2」が加えられた。
フロントセクションには、力強くシャープな印象を与える大型キドニー・グリル、最新BMWデザインテーマである環状シグネチャーを2回繰り返すツイン・サーキュラーを進化させた「アダプティブLEDヘッドライト」を導入。リヤセクションはワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターライン、立体的なLEDリヤコンビネーションライトが配置されている。
サイドセクションはドアハンドルをドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルを導入したことで、エアロダイナミクスに優れ、スポーティかつエレガントな印象を手にした。
最新のBMWカーブド・ディスプレイを採用
インテリアは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化・大型化し、ドライバーズシート側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を高めた「BMWカーブド・ディスプレイ」を搭載。今回、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を全て集約することで、モダンな印象を高めた。センターコンソールに「Qi」対応機器(スマートフォン)を置く事で充電も可能とするなど、利便性も高めている。
BMWとして初となる「BMWオペレーティング・システム9.0」を導入し、ドライバーズシート側に機能アイコンを縦に並べたホーム画面を採用している。「QuickSelect」機能により、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるため、メニュー構造も大幅に改良され、操作もしやすくなった。
新しい「BMW iDrive」は、BMWカーブド・ディスプレイとBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントと組み合わされ、タッチディスプレイと言語で操作できるように設計。また、好みのアプリのダウンロードも可能で、スマートフォンと同じようにBMWカーブド・ディスプレイ上で操作することができる。
リヤシートは大人3名が座れる空間を確保。40:20:40分割可倒シートを採用し、ラゲッジスペースを有効活用することを可能にした。例えば「X2 M35i xDrive」のラゲッジスペースは、大人3名乗車時は560L、リヤシートを前方に全て倒すことで最大1470Lにまで容量が拡大する。
EVを含む3種類のパワートレインをラインアップ
高効率ガソリンエンジン搭載モデル「X2 xDrive20i」は、最高出力150kW(203PS)、最大トルク300Nmを発揮する高効率2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速DCTの組み合わせ。足まわりには、快適性と操舵性を大幅に向上させるアダプティブMサスペンションを搭載する。
「X2 M35i xDrive」は、本格的なサーキット走行で培われたBMW M社の技術を余すことなく採り入れ、走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル。最高出力233kW(316PS)、最大トルク400Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンに、左側のパドルシフトを1 秒間引くことで、すべてのパワートレインとシャシーシステムをスポーティな設定に切り替えられる「Mスポーツ・ブースト」機能付き7速DCTが組み合わせられた。
初導入となるフル電動モデルの「iX2 xDrive30」は、最高出力140kW(190PS)、最大トルク247Nmの電気モーターを前後アクスルに搭載した4輪駆動。システム最大出力は200kW(271PS)、最大トルクは494Nmを発揮し、0-100km/hは5.6秒という瞬足を誇り。床下に搭載されたリチウムイオンバッテリーの容量は66.5kWh、1回の充電での走行可能距離は417〜449kmという。
車両本体価格(税込)
BMW X2 xDrive20i M Sport:628万円
BMW X2 M35i xDrive:810万円
BMW iX2 xDrive30 M Sport:742万円
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