【パイクスピーク】2023年2位に入ったバン「フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2」

1400PS超の電動プロトタイプ「フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2」がパイクスピークで2位に【動画】

2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで総合2位に入った、フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2。
2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで総合2位に入った、フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2。
フォード・パフォーマンスは、フル電動レーシングコンセプト「スーパーバン 4.2」で参戦した、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムを追ったドキュメンタリー動画を公開した。2023年のパイクスではレーシングドライバーのロマン・デュマがステアリングを握り、12.5マイルのコースを駆け抜けた。

FORD SuperVan 4.2

3モーターのフル電動プロトタイプ

2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで総合2位に入った、フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2。
フォードの電動バン「Eトランジット カスタム」をベースに、開発された電動レーシングプロトタイプ「フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2」。3モーターを搭載し、最高出力は1400PSを超える。

フォード・パフォーマンスは、2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、フォードの電動バン「Eトランジット カスタム」をベースに開発した、 フル電動レーシングコンセプト「スーパーバン 4.0」を公開した。

2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに向け、フォード・パフォーマンスはスーパーバン 4.0をベースに「スーパーバン 4.2」へとアップデート。高性能リチウムポリマー・バッテリーとモーターを強化したことで、最高出力は1419PS(1050kW)にパワーアップし、シャシーを中心に400kgの軽量化を実施した。

エアロダイナミクスに関しては、軽量カーボンファイバー製リヤスポイラーとフロントスプリッターを中心に再設計。150mph(240km/h)での走行時に約2tのダウンフォースを発生させ、コーナーリング時のグリップを最大化している。

開発から参戦までを追ったドキュメンタリー

2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで総合2位に入った、フォード・パフォーマンス スーパーバン 4.2。
スーパーバン 4.2のコクピット。今回、フォード・パフォーマンスは、2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦を追ったドュメンタリーを制作し、公式Youtubeで公開した。

2023年6月26日に行われた第101回大会では、パイクスピークでの最速タイム記録保持者でもあるロマン・デュマが、スーパーバン 4.2のステアリングを握り、8分47秒682のタイムをマーク。パイクスピーク・オープン・クラスにおいて優勝を飾ったものの、総合では「ウルフ TSC-FS」に続く2位に終わった。

今回、フォード・パフォーマンスは、スーパーバン4.2の開発作業から参戦に向けてを追ったドキュメンタリーフィルムを制作。公式Youtubeチャンネルにおいて公開した。

フォード スーパーバン 4.2を動画でチェック!

初参戦のパイクスピークにおいて、クラス2位、総合3位となる9分17秒412を記録した、アルピーヌ A110 パイクスピーク。

「アルピーヌ A110 パイクスピーク」が初参戦のパイクスピークでクラス2位総合3位獲得【動画】

2023年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(Pikes Peak Inte…

キーワードで検索する

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部