ゼネラルモーターズがF1用ハイブリッドパワートレインを開発

ゼネラルモーターズが2028年シーズンからF1に参戦「チーム名はアンドレッティ・キャデラック」

ゼネラルモーターズは、キャデラック・ブランドで2028年シーズンからF1グランプリ参戦を目指すと正式発表した。
ゼネラルモーターズは、キャデラック・ブランドで2028年シーズンからF1グランプリ参戦を目指すと正式発表した。
ゼネラルモーターズ(GM)は、2028年シーズンからFIA F1世界選手権にパワーユニットを供給すると発表した。マイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・グローバルと協力し、アンドレッティ・キャデラックとしてF1グランプリへの参戦を目指すことになる。

F1参戦に向けたパワートレイン開発もスタート

GMは、これまで多くのカテゴリーで成功を収めてきたアンドレッティ・グローバルとタッグを組み、2028年からF1参戦を目指している。すでにハイブリッドパワートレインの基礎開発もスタートしている。
GMは、これまで多くのカテゴリーで成功を収めてきたアンドレッティ・グローバルとタッグを組み、2028年からF1参戦を目指している。すでにハイブリッドパワートレインの基礎開発もスタートしている。

2023年10月、アンドレッティ・キャデラックは、FIAによるF1世界選手権参戦に向けた審査をパス。現在はF1を統括する「フォーミュラ1マネジメント(FOM)」の審査が進んでいるという。

すでに、GMはF1用パワーユニットに関する基礎テクノロジーの開発とテストも進めている。F1用パワーユニットは、電動化、ハイブリッド技術、持続可能燃料、高効率内燃エンジン、高度な制御システム、ソフトウェアなど、GMが保有する多くの専門技術をさらに進化させることになる。

GMのマーク・ロイス会長は、アンドレッティ・キャデラックのF1挑戦について、次のようにコメントした。

「アンドレッティ・キャデラックのF1マシンに、GM製パワーユニットが搭載されることを嬉しく思います。そして、アンドレッティ・キャデラックが、真のワークスチームとして、F1で活躍することを確信しています。私たちは、世界中のレースファンのため、情熱と誠実さをもって、このスポーツを盛り上げるべく、最高峰のレースで最高の走りを披露します」

100年以上にわたり、GMとキャデラックにとって、モータースポーツは技術開発の場となってきた。2023年シーズンの世界耐久選手権(WEC)にはLMDh規定プロトタイプ「キャデラック V-シリーズ.R」が参戦し、ル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得。サーキットで得られたテクノロジーは、市販モデルへとフィードバックされている。

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