フル電動「MINI クーパー SE」をレーシーに変貌させる「JCWトリム」

フル電動コンパクト「MINI クーパー SE」にモータースポーツイメージの「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」が登場

「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」を装着した「MINI クーパー SE」のエクステリア。
MINIのモータースポーツ・イメージをアピールする、「MINI クーパー SE」の「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」。
フル電動3ドアコンパクト「MINI クーパー SE」には、MINIブランドのモータースポーツの歴史をアピールする「ジョン・クーパー・ワークス・トリム(John Cooper Works Trim)」が用意されている。

MINI Cooper SE in JCW

MINIモータースポーツの歴史をアピール

「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」を装着した「MINI クーパー SE」のエクステリア。
MINI クーパー SEに用意された「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」は、エクステリアやインテリアに、MINIのモータースポーツの歴史をイメージしたパーツが装着される。

フル電動3ドアコンパクト「MINI クーパー SE」は、最高出力221PS(160kW)と最大トルク330Nmを発揮する電動パワートレインを搭載。ゼロエミッションを確保しながら、0-100km/h加速6.7秒という走行性能を誇る。搭載された54.2kWh容量の高電圧バッテリーは、WLTPで最大402 kmの航続距離が確保された。

MINI クーパー SEの内外装によりスポーティなエッセンスを求めるカスタマーに向けて、「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」が用意された。このスペシャルトリムは、1960年代のモンテカルロ・ラリーをはじめ、レースやラリーで成功を収めてきたモータースポーツの遺伝子がエクステリアやインテリアに導入されている。

MINIブランドを率いるステファニー・ヴルストは、「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」について次のように説明する。

「新たに開発された『ジョン・クーパー・ワークス・トリム』を導入したMINI クーパー SEは、アイコニックなデザイン、伝説的なパフォーマンス、そして持続可能なモビリティへの情熱を兼ね備えた存在です。まさに効率性とドライビングプレジャーを凝縮した1台となるのです」

新デザインの「John Cooper Works」ロゴ

「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」を装着した「MINI クーパー SE」のエクステリア。
新型MINIシリーズの導入に合わせて、MINIは「John Cooper Works」のロゴデザインを変更。この新ロゴマークは「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」の各部に配置される。

新たにデザインされた「John Cooper Works」ロゴは、伝統的なレッド/ホワイト/ブラックの配色と、八角形のフロントグリルにシンボライズされたチェッカーフラッグが組み合わせられた。足元には10本スポークデザインの18インチラップスポーク2トーンホイールと、人目を引くレッドの「JCW」ブレーキキャリパーを装着。グラデーション処理が施されたボンネットストライプが、スポーティなキャラクターを強調する。

フロントとリヤには印象的なディフューザーを標準装備。ラジエーターグリルサラウンドと「John Cooper Works」ロゴがハイグロスブラック仕上げとなる。コントラストが際立つチリレッドのルーフとミラーキャップもスポーティな雰囲気を盛り上げてくれるだろう。

LEDヘッドライトには、専用ライトシグネチャーを導入。「JCW」シグネチャーをチョイスした場合、フロントライトは、デイタイムランニングライトとして2本の水平ストライプのみを表示。また、マトリクステールライトのグラフィックがリヤのワイド感を強調する。

ブラック&レッドで統一されたインテリア

「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」を装着した「MINI クーパー SE」のインテリア。
インテリアは、シートやドア、ダッシュボードなどに、ブラックとレッドのカラーパターンをチョイス。レーシーなコクピットを実現した。

シートは合成皮革に赤いステッチが入り、ショルダー部分にはマルチカラーのニット素材が組み合わせられる。ブラックとレッドのカラーコンセプトは、ドアとダッシュボードのインテリアを覆う2Dニットにも採用されており、助手席側にはチェッカーフラッグ風のジョン・クーパー・ワークス専用パターンが配置された。

世界初導入となる240mm円形有機ELディスプレイは、ナビゲーション、メディア、電話、空調設定に関する操作が可能。MINIエクスペリエンス・モードには、ジョン・クーパー・ワークスからインスパイアされた「GO-KART」モードが導入され、ディスプレイとインテリア照明が「アンスラサイト・レッド」となる。また、専用の「GO-KART」サウンドに加え、アクセルペダルのスロットルレスポンスが最適化され、スポーティなドライビングを楽しむことができる。

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